やなせななブログ

シンガーソングライター・やなせななのブログです。

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滋賀県・あかね文化ホール「第7回あかね福祉大会」

本日3日は滋賀県でコンサートでした。
先月お寺コンサートで訪ねた(※その時のブログはコチラ)東近江市です。
今回はお寺ではなく、社会福祉協議会主催の福祉大会にお招きいただきました。でも、駅まで迎えに来て下さった担当者の方は、以前お寺関連のコンサートでわたしの歌を聞いたことがあるとのこと。こうしてご縁がつながるのはとても有り難くうれしいです(*^人^*)

あかね文化ホール外観↓
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本日の演題は、心から心へと伝えられるあいのうた。
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「願い」というやなせオリジナル曲の歌詞の一節です。

会場を後方から↓
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本番の写真はありませんm(__)m
今日は200名ほど?でしょうか。90分休憩なしという長丁場になりましたが、皆さん熱心に耳を傾けてくださいました。
お世話になった皆さん、お客さま、スタッフさん、ありがとうございました。

中でも今回最も心打たれた出来事は、聴覚障害者の方が手話でいっしょに歌を歌ってくださったことです。
今日は事前に、お客さまの中に耳が聞こえない方がいらっしゃると聞いていました。
お話の部分は手話通訳さんがついてくださるので問題ありませんが、歌はどうしたら楽しんでいただけるか考えました。いつもよりもたくさん動いてみたり(踊ってみたり)、口の動きを大きくしてみたりということを試みましたが、それがどのように伝わったのかは、正直わかりません。毎回いろんなお客さまと出会いますから、その都度試行錯誤の連続です。

やなせはコンサートで、ほとんど毎回皆さんといっしょに唱歌を歌う時間を設けます。
今日も歌いました。
すると、手話通訳さんが出てきてくださったのです。咄嗟の判断だったと思います。
みんなで歌えるように、楽しめるように、と考えてくださったそのお気持ちがうれしいなと感激していたら、客席に手話で歌っている人の姿を見つけたのでした。何とも言えない感情が湧き上がり、涙が出ました。

耳が聞こえないということは
残念ながらわたしの「歌声」を届けることはできません。
しかし、たとえ「音そのもの」が届けられなくても
気持ちを伝えることはできるはずです。
それは音楽という形ではないかもしれない。
でも、動楽でもいい、心触楽でもいい、要は伝えたいことが届きますようにと願って、精一杯伝えることが重要なのだと、表現者(のはしくれ)として思いました。

また、手話は偉大です。
リズムに合わせ、手振りをして、歌うことができると知りました。
音が出なくても、歌は歌えるのだと。
必ずしも音の中に歌があるわけではないということを。


今から15年ほど前のことです。
当時アマチュアバンドをしていたわたしの歌を気に入って、ストリートライブなどよく聞きに来てくれていた女の子がいました。とてもかわいらしくて、何度か顔を合わせるうちになじみとなり、わたしたちは仲良くなったのです。まだまだ誰も聞いてくれない、当時の未熟なわたしの歌に足を止めてくれた彼女。わたしはとてもうれしかったのでした。
ところが、ある日彼女に告げられたのです。
「わたし、耳が聞こえなくなったの」
と。だからもう、ななちゃんのライブには行けない。聞こえないから。これが最後ね。
彼女は気丈にもにっこりしてくれましたが、わたしは悲しくて、泣いてしまいました。
そしてその時、歌には、音には、確かな限界があるのだということを思い知らされました。それについて考えることは、歌を歌う限り、わたしの宿題となりました。
かんたんには解けません。今も答えは見つけられない。
でも―

少なくとも今日、わたしは久しぶりに、あの女の子のことを思い出しました。
京都の地下街で
「だからこれが最後ね」
と告げられたことも。
とてもかなしくなった、あの時の気持ちを。


ほんとうの歌は
どこに流れているんだろう。
ほんとうの音は
どこにあるんだろう。

歌える限りは
探し続けたい
追いかけ続けたい
そう
改めて
強く思いました。

そして
会場の皆さんと歌った「ふるさと」が
今もわたしの心の中に響いています。






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