やなせななブログ

シンガーソングライター・やなせななのブログです。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

兵庫・光明寺「報恩講コンサート」

11月23日は、兵庫県神戸市御影にある真宗大谷派・光明寺さまの報恩講にお招きいただきました。
111123_1230+03_convert_20120215170512.jpg
一週間前に、同じく御影の西方寺さまに行ったばかり(※その時のブログはコチラ)なので、ご縁は重なるものだなあと思いますね。

入口の掲示板には、今回のコンサートのポスターが貼られていました。
111123_1230+01_convert_20120215170248.jpg
それと共に、言葉が書かれています。

へたったらあかん
つながりは力や
111123_1230+02_convert_20120215170331.jpg
悲しみと 怒りの中で
あの日から 十六年―

文字を見た瞬間
胸がぎゅーっと締め付けられたような気がしました。
ここは、阪神大震災で大きな被害を受けた地域なのです。

戦後に建設された本堂は、無事でした↓
111123_1228+01_convert_20120215170126.jpg

111123_1229+01_convert_20120215170153.jpg

しかし、アルバムの中には、あの日の悲しい記憶が刻まれていました。
111123_1315+01_convert_20120215170648.jpg

ご本尊も前に倒れたそうで、その時の傷は今もお内陣に残っています。
111123_1224+01_convert_20120215170059.jpg

本堂の中の様子↓
111123_1229+02_convert_20120215170220.jpg

改めまして、本日のご本尊↓
111123_1223+01_convert_20120215170029.jpg
こちらは同じ真宗でも大谷派(お東)なので、少しずつお荘厳が異なります。東京の蓮光寺さまと同じですね(※その時のブログはコチラ)。


本堂の外陣には、東日本大震災に対する募金箱が置かれていました。
そこにも「恩送り」と書かれていて、阪神大震災の折に助けてもらった恩を送って行こう、という決意と願いが込められているようでした。

― あれから十六年
― 恩送り

文字を見ているだけで、涙が出ます。
光明寺の皆さんは、岩手県にボランティアに行かれたそうです。津波の被害には言葉を失った、とおっしゃっていましたが、やはり阪神大震災の記憶が、皆さんを東北へ向かわせたのだとおっしゃっていました。
決して癒えることのない傷を背負いながら、皆さんは恩を次へ、次へと送ろうとなさっているのです。くるりと円ができて、多くの傷ついたいのちがつながり合うことを願って。


わたしは、「風花」を歌うことに決めました。
当日予定のプログラムにはありませんでしたが、どうしても歌いたくなったのです。
この曲は、阪神大震災から10年目という年に、NHKのドキュメンタリー番組を見たことがきっかけで書き始め、完成までに二年という歳月を要した、鎮魂歌でした。
神戸の人の前で歌ったことはありますが、実際被災した場所でお届けするのは初めてです。

16年前
わたしは高校生で
ここ御影には、
知り合いも、
友達も、
ひとりもいなかった。

テレビのニュースを見て、大変なことが起きたということは理解できても、画面の向こう側に映る街は遠く、そこで生きる人々に想いを馳せることができなかった。わたしは幼過ぎました。

でも
今は

今は―
111123_1421+01_convert_20120215170601.jpg
目の前に座っている人々の16年前を想い
涙をこらえて
お花を供えるような心で
歌をお届けしました。


オリジナル、仏教讃歌、唱歌
終始コンサートはなごやかな雰囲気に包まれましたが
「風花」の間は
しん
と空気が静まっていたような気がしました。

終演後
ご住職から「来年も来てください」と言われ
見ると、門徒さんたちは笑顔でした。


あれから16年
やっとつながったご縁です。
もう御影は、わたしにとって、知らない街ではありません。

どんなに深い悲しみも
生かされている限り
背負うよりほかありません。
背負っている者同士
支え合い、助け合い
恩を送って
共にいのちの円を描く。


光明寺の皆さん
尊いご縁をほんとうにありがとうございました。

また来年!
笑顔いっぱいで再会できることを念じて!

合掌(*^人^*)









こんなところにも参加してみました(*^▽^*)
ポチっとクリックしていただけると、うれしいです。
↓↓↓
にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 30代 日々のできごとへ
にほんブログ村
関連記事

| 未分類 | 2011-11-23 | comments(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT