やなせななブログ

シンガーソングライター・やなせななのブログです。

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まけないタオル配布ツアーin宮城・その8

(※その1その2その3その4その5その6その7のつづき)


栗原市にある金成延年閣でコンサートをした翌日。
宮城県ツアーも5日目となり、いよいよ最終日です。
この日は、金田さんの車で、栗原から亘理郡山元町へ移動。
山元支援学校の体育館でコンサートでした。
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ポスターも作って下さいました。
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オリジナル曲もいくつか演奏しましたが
障害を持つ生徒さんたちといっしょに歌えるように
学校の今月の歌だった「翼をください」をカバーすることにしました。
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なんと伴奏は和尚さんと、スタッフさんです。
「まけないタオル」の歌も、演奏していただきました~
金田さんはこの度、運転手・音響スタッフ・ギタリスト・和尚さん…と何役もこなして下さったのです。

おかげさまで、生徒さんに笑顔も見えて、よかったです(*^_^*)
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会場は子どもたちだけでなく、卒業生らしき人たちも大勢来られていました。
大人の方は、やはり泣いておられましたね。

今回のコンサート「いやしのつどい」を作って下さった、山元町災害ボランティアセンター(山元町社会福祉協議会)の皆さんと記念に1枚。
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ありがとうございました!


その後、地元の災害臨時FM局・りんごラジオへ出演。
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お話が弾んで、いっぱいしゃべってしまいましたが…f(^_^;)
「まけないタオル」なども放送していただきました。


その後、亘理郡亘理町にある高音寺さま(レッツゴーわたり)へ。
「まけないタオル」「ふるさと」「翼をください」を歌いました。
写真を撮るのを忘れていたため、記録がありません…(T_T)
でも、忘れられないのは、まけない!タオルが旗のようにたくさん掲げられて、風に吹かれていたこと。
ボランティアスタッフの方が
「ずっと待っていたんですよ」
とわたしに声をかけて下さったこと。
あたたかい拍手に胸がじーんとしました。

また、この高音寺さまでは、りんごラジオと同じく地元の災害時FM局・あおぞらラジオさんの取材も受けました。
高音寺さまで歌った、ライブの歌も流して下さったようです(*^_^*)


その後、今度は仙台市若林区へ。
昨年の花まつりでお世話になった(※その時のブログはコチラ)、昌林寺さまを訪ねました。
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こちらは津波に遭われたそうで、本堂なども波と泥に浸かってしまったようです。
中に入らせていただきましたが、以前とはまるで変わっていました。
ですが、押し流されて建物がなくなるといった壊滅的な被害ではなかったため、檀家さんなどの協力で、少しずつ元に戻ろうとしているところでした。

昌林寺のご住職夫妻は、檀信徒の方々と共に、六郷中学校避難所で避難生活を送っておられます。
今回は、その体育館でコンサートをさせていただきました。
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約1年ぶりの再会です。

「仙台市若林区」という地名も、地震発生直後から何度もニュースで流れていました。
完全に波に呑まれてしまった町の映像を見て、昌林寺さまはご無事だろうかと、とても心配していたのです。
顔を見た瞬間は、思わず涙が出ました。ご住職もホロリ。

でも、感動したのは、ご住職夫妻が去年と全く変わらず、明るく元気いっぱいだったこと。
避難所生活も楽しまなくっちゃねえ、と笑顔で語っておられるのです。
そのお人柄なのでしょうか、避難所はぱあっと明るくて、まるでお寺の避難所のような雰囲気でした。
さすがは和尚さんなんだなあと感じた瞬間です。

去年聞いて下さった方々もいらっしゃって、「まけないタオル」など35分間ほどお届けしました。
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やはり泣いている人の姿が見受けられましたが、
それ以上にニコニコじーっと耳を傾けておられる方々が多かったですね。

終演後、
「津波で去年買ったCDぜんぶ流されちゃったもんでね、また欲しいのよ~」
と言って下さる方が何人もありました。
なんて有り難いことばでしょうか。
あまりにも明るくおっしゃるので、かえって胸がいっぱいになりました。
帰ってすぐに送りましたよ(^_^*)

楽しいひと時を分かち合い、
再会を誓ってお別れ。
落慶法要にはまた来ますよ、なあんてね。

ありがとうございました。ほんとうに。


そして金田さんの車で
一路白石市へ。
ここまでかなり疲れていたわたし、そして金田さんでしたが
トライアスロンをなさっていた金田さんは「ここからだよ」と
長距離移動もなんのその、やなせを白石まで送って下さいました。


宮城ツアーの最後の場所は
カフェミルトン。
わたしが2004年に、初めて宮城県で歌わせていただいた場所です。
白石も揺れや液状化現象はひどく、大きな被害を受けられたようです。
お店をやっていけるかどうかも、一時は悩んだというママ。
でも、ミルトンは、音楽を愛するいろんな人の集いの場であり続ける場所に違いありません。
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みんなで語り合い、
お食事をして
それぞれの3月11日、それぞれの大震災の話を分かち合って
そしてミニライブ。
福島や山形からも、昔なじみのお客さんが駆けつけて下さいました。
感動の再会です。

ここでも「まけないタオル」を歌いましたよ!
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生きてまた会えてよかったね。
そう言いながら
また日を越して飲んでしまったのです。
震災前のように、いっぱい笑って。

帰り際
「ななちゃん、良いうたをありがとうね」
とママがぎゅっとしてくれたのです。

いえいえ
違う。
違うよママ。

ママがいなかったら
2004年の春の日、青山でのライブに来てくれなかったら
わたしはここにいなかった。
今でも、宮城県は知らない人たちの暮らす、遠い町だったかもしれない。
だけど
ミルトンがあったから
わたしにとって
ここは特別な場所になったのですよ。
だからお礼を言うのは
わたしの方なんです。

ありがとう。ママ。マスター。
そして皆さん。
ありがとう。


こうして
2004年からご縁をいただき
その後ずっとお世話になって
仲良くしていただいた
友人知人恩人の住む場所を
塗りつぶしてゆくような
まけないタオル配布ツアーin宮城県は終わりました。


翌日は山形県最上郡最上町に移動し
まけない!タオルプロジェクト代表の三部義道さんがご住職を務める松林寺さまの大般若に出させていただき
帰って来ました。

松林寺さまで、手を合わせると
とにかくご縁の不思議を感じて
涙が止まりませんでした。



これは
わたしにとって「支援活動」ではありません。
何もできないわたしでは
余程の縁がなければ、こんなことはできないのです。

人の笑顔や涙と出会い、
語り合い、笑い合い、離れていても支え合って
恩が生まれて―
だから震災が起きた時は
ほんとうにかなしかった。せつなかった。

ただ会いに行きたくて
会いたくて
会いたくて
タオルと歌をおみやげに
わたしは必死で
遊びに行ったまでのことです。

これからも
自分にできることを探して
息長く
続けたいなあと思っています。



尊い旅を
かけがえのないご縁を
ほんとうに
ありがとうございました。



深謝合掌






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