やなせななブログ

シンガーソングライター・やなせななのブログです。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

まけないタオル配布ツアーin宮城・その1

このブログでも少し書きましたが、
6月6日~11日まで、やなせは宮城県へ行って来ました。
目的は、「まけない!タオル」と歌を、被災地の方々にお届けすることです。

この旅の様子は、
自分の記録として、
また、応援して下さる皆さんへのご報告として、
ブログ記事としてきちんと書こうと思っていたのですが、
今日までまとまった時間が取れず、なかなかアップできませんでした。
と、いうわけで
ずいぶん時間が経ってしまいましたが、
改めまして、震災後初めて宮城県に行った想い出ブログを綴りたいと思います。



6月6日。
わたしは新幹線に乗って、白石蔵王駅へ行きました。
白石蔵王は、2004年に初めてカフェミルトンというライブカフェで歌を唄わせていただいて以来、もう軽く10回以上は降り立っていますね。長年応援していただき、ご縁のある場所です。
今回は、震災前の2月のライブ(※その時のブログはコチラ)から、4ヶ月ぶりの訪問になります。
駅に着くと、まけない!タオルプロジェクト代表の三部義道和尚さんが迎えに来て下さっていました。ここからは、三部さんの車で亘理郡山元町を目指します。

車で1時間ほどでしょうか。山元町の徳本寺さまに着きました。
110606_1754+01_convert_20110726172953.jpg

徳本寺住職の早坂文明さんは、まけない!タオルプロジェクトのテーマソングを作ろう、と呼びかけて下さった人です↓
110606_1757+01_convert_20110726173813.jpg
支援歌「まけないタオル」と鎮魂歌「千年眠れ」を作詞され
やなせが曲をつけさせていただきました。

早坂さんご自身も被災され、兼務住職をなさっていた徳泉寺の建物は海辺にあったため、全て流されてしまったそうです。
そして
大勢の檀信徒さんが、
尊い命を失われました。

徳本寺さまの納骨堂には、幼い子どもからお年寄りまで多くの人のお骨が安置されていました。
わたしが訪ねたときも、一心に手を合わせておられる人の姿を見かけましたし、
子どものお骨の前に、駄菓子がお供えされているのも見かけました。
並べられたお骨の箱に書かれた命日の多くが
そろって「3月11日」であることを見ると、
言葉を失います。


早坂さんの案内で、もうひとつのお寺・徳泉寺さまを見に行くことになりました。
車に乗ってしばらく走ると、次第に海が近づいて来ます。
そこまで来ると、辺りはもう、ほとんど何もありません。まるで荒野のようです。
少し前は、もっとたくさんのがれきが散乱していたようですが、ずいぶん片づけられたとのこと、あちらこちらに山のように積み上げられていました。

車の窓から、その風景の写真を撮ることは、できませんでした。
残っている「がれき」や、壊れてしまった家々の姿から、
ついこの間まで、誰かが安らかな暮らしを送っていたことが
確かに、感じられたからです。


「ここです」と早坂さんが案内して下さった場所。
110606_1812+02_convert_20110726174648.jpg
徳泉寺さまの本堂があったそうです。
津波に流されて、土台部分だけが残ったとのこと。

本堂の隣りには、壊れてしまったお墓が重なり合って残っていました。
110606_1816+01_convert_20110726174900.jpg

いのちの荒野を見て、お地蔵さんは何を思うのでしょう。
110606_1820+01_convert_20110726175148.jpg
よく見ると、首のところに亀裂が走っています。

110606_1815+01_convert_20110726175633.jpg
ここは、家が並ぶ町だったのだそうです。
津波に襲われるまで、こんなに海が近いなんて感じたことがなかった、と早坂さんがおっしゃったのが心に残っています。


徳泉寺さまの本堂のそばに
植物が芽吹いていました。
110606_1813+01_convert_20110726175945.jpg

 がれきの下に見つけた
 芽吹いたばかりの 種
 やがて来る春を信じて
 願いは 実を結ぶ

 傷ついた街を包むように
 静かに降る これが最期の雪
 あなたが眠る場所
 祈りを胸に この街で僕は生きてゆく
       (やなせなな「風花」より)



失ったものの大きさ
かなしみの深さ
背負うものの重さ
はかりしれない絶望

それでも
いのちは
ここに
生かされている限り
生きています。



来月の徳本寺さま・徳泉寺さま初盆には
わたしもお参りさせていただく予定です。


合掌











こんなところにも参加してみました(*^▽^*)
ポチっとクリックしていただけると、うれしいです。
↓↓↓
にほんブログ村 音楽ブログ シンガーソングライターへ
にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
にほんブログ村

にほんブログ村 その他日記ブログ 30代 日々のできごとへ
にほんブログ村
関連記事

| 未分類 | 2011-07-26 | comments(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT