やなせななブログ

シンガーソングライター・やなせななのブログです。

2016年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年10月

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レコ発ライブ!!!

8月24日に3年ぶりのNew Album『夜が明けるよ』をリリースしてから、各地でレコ発ライブ絶賛開催中です(※全てやなせななソロ公演です)。
現時点で、8/24 大阪・9/3 仙台・9/18 高松と、3か所での公演が終了しましたが
この先、年内は下記の5か所が決定しております↓↓↓

●10月8日(土) 北海道
場所:函館バンドワゴン(函館市弁天町15-4/Tel:0138-83-2268)
時間:(開場)18:30 (開演)19:00 ※20:15頃 終了予定
出演:やなせなな(Vo.)+大山りほ(Pf.)
料金:(前売)2,000円(当日)2,500円 ※ドリンク 代別
ご予約方法
・サウンドパパでの店頭、電話受付/0138-55-6096
・やなせななサイトのメッセージに「10/8 函館ライブ」と明記の上、下記の必要事項を書いてお申込みください。
①お名前 ②必要枚数 ③郵便番号 ④ご住所 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス
※ツアー中などでご返信が遅れる場合があります。ご了承ください。

●11月11日(金) 大阪
場所:STAR LIVE U6(大阪市天王寺区上本町6-3-31-302/Tel:06-7635-3311)
時間:(開場)18:00 (開演)前半/19:00 後半/20:10 ※入れ替え制ではありません。21:00頃 終了予定
出演:やなせなな(Vo.)+大山りほ(Pf.)+古賀和憲(Gt.)+ミムラシンゴ(Ba.)+池田安友子(Per.)
料金:(前売)3,000円(当日)3,500円 ※ドリンク 代別
ご予約方法
※今回のライブでは、チケットは発券しません。 先着40名様、当日精算のみとなります。
やなせななサイトのメッセージに「11/11 大阪ライブ」と明記の上、下記の必要事項を書いてお申込みください。
①お名前 ②必要枚数 ③電話番号④メールアドレス
※ツアー中などでご返信が遅れる場合があります。ご了承ください。

●11月18日(金) 東京
場所:恵比寿天窓.switch(東京都渋谷区恵比寿3-28-4 ATOビル B1F/Tel:03-5795-1887)
時間:(開場)18:30 (開演)19:00 ※20:15頃 終了予定
出演:やなせなな(Vo.)+大山りほ(Pf.)
料金:(前売)2,500円(当日)3,000円 ※ドリンク 代別
ご予約方法
・恵比寿天窓.switchでの電話受付/03-5795-1887  ※14:30~22:00 店休日を除く
・やなせななサイトのメッセージに「11/18 東京ライブ」と明記の上、下記の必要事項を書いてお申込みください。
①お名前 ②必要枚数 ③郵便番号 ④ご住所 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス
※ツアー中などでご返信が遅れる場合があります。ご了承ください。

●11月19日(土) 栃木
場所:まつぼっくり(栃木県宇都宮市雀の宮1-5-16/Tel:028-688-3220)
時間:(開場)13:00 (開演)13:30 ※14:45頃 終了予定
出演:やなせなな(Vo.)+大山りほ(Pf.)
料金:(前売)2,500円(当日)3,000円
ご予約方法
・やなせななサイトのメッセージに「11/19 宇都宮ライブ」と明記の上、下記の必要事項を書いてお申込みください。
①お名前 ②必要枚数 ③郵便番号 ④ご住所 ⑤電話番号 ⑥メールアドレス
※ツアー中などでご返信が遅れる場合があります。ご了承ください。

●11月20日(日) 宮城
場所:カフェミルトン(宮城県白石市八幡町6-18-1)
時間:(開場)14:30 (開演)16:00 ※19:00頃終演予定
出演:やなせなな(Vo.)+大山りほ(Pf.)
料金:4,500円(※お食事付き(11月のプレート)、ドリンク別)
ご予約・お問い合わせは…
カフェミルトン店頭 または
カフェミルトン電話/0224-26-1436


大阪、宮城は二度目のレコ発ですが
実は11月に絵本(CDつき)を発売することが決まっています。ですので、その絵本発売記念も兼ねています。

大阪は、8月のレコ発メンバーに加えて、アルバムレコーディングに参加してくださった、ギタリストの古賀和憲さんをお迎えしてお届けします!いつもの大阪ライブとは異なり、前半後半と分かれているので、途中ゆっくりとお酒やお食事をお楽しみいただけますよ(*^_^*)

宮城も、今度はデビュー当時からお世話になっている、白石市のカフェ・ミルトンでのライブ。
11月のプレート付きで、まずはゆっくりお食事を楽しんでいただいてからのライブとなります。
こちらも前半後半と、じっくりゆっくりお届けする予定です。


その他に
CD発売記念ライブではないのですが
東京タワーでのライブ&Ustream配信も決定いたしました。
こちらは、新しいアルバムからのナンバーではなく、ピアニスト・大山りほちゃんとの実験教室。前作からのセルフカバーも含めて、いろいろなカバー曲を演奏いたします。

場所:東京タワー大展望台Club333(東京都港区芝公園4丁目2-8)
時間:17:00~18:00
出演:やなせなな(Vo.)+大山りほ(Pf.)
料金:展望料金 900円
★Ustreamの生配信あります!是非ご覧ください!
 東京タワーTV


この後、来年は大阪での大ホールコンサート、そして北陸3県ツアーなどが決定しております。
どうぞお楽しみに!!!!


New Album『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)は
amazonなどのwebショップでお取り寄せができるほか
全国のCDショップどちらからでも、時間はかかりますが、お取り寄せは可能です。
また、iTune Storeなどで、単曲ダウンロードもできますので、ぜひぜひお聞きください。

アルバムの特設ページは★コチラ






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| 夜が明けるよ | 2016-09-28 | comments(-) | TOP↑

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セルフライナーノーツ・その5 手向け花

やなせなな5th Album『夜が明けるよ』のセルフライナーノーツ。
5回目です。

Tr.4 手向け花

アルバムの曲順や、ライブのセットリストは、ある意味コース料理のようなものでもあります。
どの曲もすべて大切なのことに変わりはないのですが、それぞれに役割があるというか…
前菜、スープ、メインディッシュ、デザート…
その中で「手向け花」は、メインに据える曲と言えます。
CDにおいては“押し曲”、ライブでは最も盛り上がるタイミングに持って来るもの。
それは、作った当初から決めていたわけではなく、編曲がとてもドラマチックだったこと
また、レコーディング前にライブで演奏してみて、お客さんの反応がとても良かったことなどから決定しました。


題材は、新潟県小千谷市片貝町の浅原神社秋季例大祭奉納煙火(通称・片貝花火、片貝まつり)です。
この花火大会で打ち上げられる花火は、個人個人が願いを込めて奉納することができるという点が非常に特徴的です。
地元の同級生の会が節目節目に打ち上げる他、
それぞれの花火に、誰かの願い・想いが込められていて
他の大規模な花火大会とは異なり、きちんと「なぜこの花火を打ち上げるのか」を、場内アナウンスで知らせてくれます。そして、心を込めて1つ1つ打ち上げるのです。それは、非常に味わい深く、祭囃子の掛け声と重なり合い、趣のある、独特のテンポを生み出します。

花火に込められる願いは、家内安全、商売繁盛…と様々ですが
その中に、亡くなった家族へ向けての追善供養という目的で打ち上げられる花火もあるのです。
アナウンスのウグイス嬢が読みあげるのは、亡き人へのメッセージ。
 そちらはどうですか?
 空から見ていてね
などと呼びかける言葉があると、はっとします。


この独特の「追善供養花火」は、以前実話を元に『おにいちゃんのハナビ』という映画になりました。
若くして亡くなった妹のために、お兄ちゃんが必死で働き、お金を貯めて、美しい花火を打ち上げるという物語が、新潟県の美しい風景と共に描かれている、せつなくも心あたたまる作品です。
わたしは一昨年はじめて片貝花火とこの映画を見て、大変感銘を受けました。
そして、映画のイメージとは異なりますが
実際の片貝の風景を思いながら、この歌を作りました。

紺色の空に広がる花火
秋の田んぼ
ひがんばな
少し涼しくなった風
近づいたり、遠ざかったりする祭囃子
そんなイメージで
和風な要素あふれるアレンジを望んでいました。


今作のサウンドプロデュースをしてくださったミムラシンゴさんに、最初にアレンジをお願いしたのがこの曲でした。
ミムラさんは、わたしの曲に込めた想いや、背景をしっかり聞いてくださり、
実際に映画もご覧になってから、アレンジをしてくださいました。

イントロの頭に出て来る、どーんと低く重い和太鼓の音と、細かいパーカッション、
これは花火を音で表現しています。
しかし、バランスを取るのがとても大変で、ミックスダウンには苦労した曲です。
この打ち上げ花火を表す重さ・響きをどこまで生かすのか、微調整に次ぐ微調整を重ねたことを覚えています。


また、「二胡ですか?」とよくたずねられるソロ楽器は、実はバイオリンなのです。
演奏者は堀口和子さん。
小柄な女性ですが、実にパワフルで、情感豊かな音を奏でてくださいました。
この曲をレコーディングしていたとき、ちょっと落ち込む出来事があり、唄えなくなりかけていたのですが、堀口さんの音を聞いて、心が揺さぶられ、歌に集中できました。

そしてもうひとつの聞きどころは、ギターです。
この曲のギター演奏には、超絶技術が求められるのですが
それを凄まじい集中力で演奏してくださったのが、ギタリスト・古賀和憲さんでした。

そんないろいろな音が重なり合い
壮大な花火のパノラマ映像のような、立体的な曲が完成したのです。


この曲は、レギュラー番組を放送中の宮城県・Date fmで8月のパワープレイになったほか
片貝花火の地元・FM新潟さんの後押しをいただいて、8月から9月頭にかけてラジオで流していただくことができました。
おかげさまでご好評をいただき、これからもたいせつに唄ってゆく予定です。

そしてわたしも、記念に人生初の花火を打ち上げました。
1473232957334.jpg

番付表を見て、ファンの方が写真を撮ってくださいました。
katagai.jpg
かわいい花火でしたね(*^m^)
ありがとうございました!


そんな「手向け花」が収録されているアルバム『夜が明けるよ』発売記念ライブの情報も含めて、スケジュールページに随時アップしておりますので、是非お越しください!!!
このあとは、函館、大阪、東京、宇都宮、白石などが決定しています(*^^)v


そして「手向け花」は
CD特設ページの試聴コーナー(コチラ)で一部をお聞きいただけるほか
ダイジェスト映像でも少し流れますので、ぜひぜひ聞いてくださいね♪


そして全部聞いてみたい!という方は、CD『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)をご購入いただけるとうれしいです。
amazonなどのwebショップでお取り寄せができるほか
全国のCDショップどちらからでも、時間はかかりますが、お取り寄せは可能です。
また、iTune Storeなどで、単曲ダウンロードもできますので、ぜひぜひお聞きください。

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| ライナーノーツ | 2016-09-27 | comments(-) | TOP↑

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セルフライナーノーツ・その4 家路

やなせなな5th Album『夜が明けるよ』のセルフライナーノーツ。
4回目です。

Tr.3 家路

歌を作るということは、どの曲の場合も
全身全霊を傾けて、必死で創作することに変わりはないのですが
その中でも
 いのちを削る想いで書く曲
というものがあります。

何かとてつもない現実に触れて、わたしの心が激しく揺さぶられ
これは絶対に歌にしなくてはならない、という
使命感 のようなものに駆り立てられて作る歌。
別に誰にも頼まれてないんだけどね(笑)


これまでの作品の中では
前作の表題曲で、東日本大震災で亡くなった方々のことを描いた「春の雪」などが
そういう歌の代表的な例ですが

「家路」もまた
そんな曲のひとつでした。

書こうと思ったきっかけは、2014年12月の福島市でのコンサート。
ご来場くださったひとりの女性が、原発事故で離れたふるさとへの思いを、わたしにそっと耳打ちしてくださったのでした。
胸がぎゅっとつかまれるような
それは、かなしい言葉でした。

その日に至るまでにも
震災以降に訪れた福島で耳にする問題は
わたしの心の上にも重くのしかかっていました。

あるとき地元の人から
「どうしたらいいと思うか」
と問いかけられ
「わからない」
と答えると、ものすごく失望された、という忘れられない経験もあります。

もちろん簡単に答えの出るようなものではなく
ずっと考え続けるしかないもの


お前に何ができる
お前なんかにわかるはずもない
偉そうなことを言うな

そうだな、そうだなと頷きながら
自分の無力さに憤りを感じた日もありましたが
やっぱりわたしは歌を作って唄うにんげんのはしくれのはしくれだから
唄うしかないなと思って
作ったのです。


とはいえ
わたしの歌は、ただの重い「主張」ではいけないだろうと思うのです。
もちろん、それが 映える というか、ストレートに伝えられる偉大なアーティストもいますが
わたしにはその力量がないので

少なからず誰もが心の奥に抱いている“郷愁”に訴えかけるような
やさしい記憶を描くことで
伝えられるものがあるのではないか、と考えました。

震災以降、福島だけではなく、岩手や宮城、各地で出会った人のことを思い出しながら
その時目にした光景を思い浮かべながら
そして
自分のいとしい故郷を想いながら


まずは歌詞を書きました。
メロディを決めずに、文字数もバラバラの詩に、想いを乗せて。
最終的に削ることを前提に、四季を感じさせる単語をたくさん列挙してみたり
とにかく書く。

それを何日もかけて削り、語句を入れ替え、修正し
次に唄ってみて
メロディを作りながらまた削る。整える。
メロディ という縛りによって、語句は選別されていくのです。

そしてさらに言葉を修正し
だんだん固まって来ると、細部の調整。
ここの3文字を何にするのか といったことを、何日もかけていろんなパターンで試し、聞いては入れ替えるのです。
これは地道なパズルのような作業。
机の前だけではなく、食事のときも、皿洗いの最中でも、お風呂に入っているときも、寝る前も
ずっと考える必要があります。いつ、どこで、最適な言葉をひらめくかがわからないので。
曲作りではいつもやっていることではありますが、産みの苦しみを感じる、負担の大きな部分でもあります。

そしてようやく完成。


アレンジは、10年来の親交がある、ギタリストの武藤良明さんにお願いしました。
デビューして間もないころ、何度かライブのサポートをしていただいただけではなく
音楽活動に行き詰ったときや、震災など、人生の節目に連絡をしていた、尊敬するミュージシャンです。

武藤さんは長年河口恭吾さんのアレンジに携わっておられて、実際にライブも見に行きました。
ギターの音に、ざらっとした手触り感があって、すぐそばで弾いているような生っぽい音
どことなく、なつかしさ・せつなさを感じさせつつも
決して重くない、明るさやポップさ―“聞きやすさ”を持ち合わせている
こういう感じの編曲イメージがいいなあ、と思ったのです。

「いのちを削って」作ったものを、重苦しいアレンジにはしたくなかったのです。
重い主題であればあるほど、ほんわかと、さらりとしたサウンドで演奏したい。
そうすることによって、作り手本人のわたしでは見えなかった世界が、きっと広がるはずだし
伝わるものも変わるはずだと、そう考えていました。

狙いは大成功で
どこかしら日本っぽい印象がありつつも、あっさりした余韻が残る
素敵なアレンジが返って来たのでした。
間奏のフレーズがとても印象的♪


余談ですが
武藤さんは岩手県の出身です。
震災で甚大な被害を受けた地域には御親戚もあったと聞きました。
音に直接関係はないとも言えるけど、でも
編曲をしていただいたのは、縁だったのかな と、思わずにはいられませんでした。
 


とても力を入れて書いた歌詞ですが
我ながら気に入っているのは

 わたしが育った村のことば 聞いてください
 今は遠く 背を向けている
 ほんとうは なまりさえ いとおしい

というところでした。
「郷愁」
これからもたいせつにしたい、作曲テーマです。




そんな「家路」が収録されているアルバム『夜が明けるよ』発売記念ライブの情報も含めて、スケジュールページに随時アップしておりますので、是非お越しください!!!
このあとは、函館、大阪、東京、宇都宮、白石などが決定しています(*^^)v


そして「家路」は
CD特設ページの試聴コーナー(コチラ)で一部をお聞きいただけるほか
ダイジェスト映像でも少し流れますので、ぜひぜひ聞いてくださいね♪


そして全部聞いてみたい!という方は、CD『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)をご購入いただけるとうれしいです。
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| ライナーノーツ | 2016-09-25 | comments(-) | TOP↑

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セルフライナーノーツ・その3 なないろの朝に

CD『夜が明けるよ』のセルフライナーノーツ。
3回目です。

Tr.2 なないろの朝に
創作は、よく出産にたとえられますが、曲づくりにも“難産”があります。
このうたは、まさにその難産。

当初、まったく違う歌詞とメロディを元に、推敲に推敲を重ね、一度は曲として仕上げたのですが
どうもイマイチだったため
全てを破棄し、リセットして作り直すことにしました。
なぜそうまでしなければならなかったのかというと
曲を作る時間帯に問題があったのです。

わたしは根っからの夜型人間です。
許されるものならば、昼12時に起きて、明け方4時~5時ころに寝る、という暮らしを送ることが理想。
なので、曲作りの重要な部分に取り組むのも、必ず深夜です。23時くらいから始めて、朝5時頃までがゴールデンタイム。
周囲はみんな寝ているので静かだし、集中できるんですよね。

というわけで、この歌も、深夜に制作していました。
朝、動き出す人々を描く、と決めていたので
朝・朝・朝…とイメージを抱いていたのですが
これがなかなか
自分の周囲は完全に夜なので、
実感を持って朝を描くことができなかったのです。

深夜にできたものを一度ボツにしたあと
朝起きて書いてみようか、と思い直し、
昼夜逆転を一生懸命矯正したところ
ある日の朝、6時に起きることができました。
目覚めもすっきり。

カーテンを開けると、その日は快晴で
青空に光がきらきら輝き、窓から見える山の木々が青々して見えました。
うわあ
と思ったとき、
この歌の最初のフレーズがぽん、と出ました。

おっ
いけるかも

そこからすぐ机に向かい
外の景色を見ながらAメロを歌詞と共に書きあげ
あとはゆっくり作ってゆきました。

あの「ぽん」と出る感じ
曲を作るときには重要なんですよね。
これが掴めれば、後はだいじょうぶ。
もう作るべきものが見えているので、ゆっくり追いかければよい、という感じの。


で、何を作りたかったかというと
これもまた、「夜が明けるよ」に続き、アルバムのテーマを1枚の絵にしているのです。

歌詞の意味がよくわからない
と言われることもありましたが
そうなんです、これは切れ切れの風景で、つながっていないのです。
いろんな 誰かの 朝。

娘を想うお母さんの朝
お母さんの大きな愛を当たり前だと思っている無邪気な娘
夢を失くしたサラリーマン
たいせつな人を失いつつも夢をかなえようと奮闘する喫茶店のマスター
病に倒れた子ども
見守る母親

唄っているわたしの朝
聞いている誰かの朝

いろんな想いが交差する中
それぞれの毎日を生きている、全く無関係の人々がいて

さみしかったり
かなしかったり
苦しかったり
それぞれの痛みがある

でも
よく見ると、そのバラバラの、それぞれの朝はつながっていて
誰かが誰かを想うことで
いのちは輝いてゆく。

たった一度しか巡ってこない「朝」
そのことに気づけば
記念日はいつだって「今」なんだ

とまあ
そんなような
お話です。


歌詞では
「なにかいいことあったらいいな」
と、それぞれが自分の幸せを願っていたんですけど、最後だけ
「君に いいことあったらいいな」
というふうに変わっていて

なんて言うんでしょうか
それが
生きる喜びが湧き上がる根底にあるのではないか、と思っていますと表現したかったのでした。


そしてサウンド面でのこだわりは
なんといっても
初共演した
スティールパンです!!!

スティールパン
ああ
その名前を呼ぶだけでうっとり。
そして
なんとしあわせな音色の楽器なのでしょうか。
おひさまのように明るく、
南国の風のようにやさしい。
長年ずっといっしょに演奏することを夢見ていました。

その点を含め、南国っぽく、ハワイアン的でもあり…
と勝手なイメージを、アレンジのミムラシンゴさんにばんばん伝えたところ
きらきらした朝の雰囲気で
ギターがクリアに鳴っていて
スティールパンもコロコロと響き
さらにコーラスまでもが入っているという

これ、素敵!
と一発で感じてしまうアレンジを返してくださったのでした。

ちなみに、デビューから12年、やなせななのオリジナル曲でコーラスの入ったものは
この歌が初めてなのです!
ずーっとひとりで唄って来たのでね…
上新友祐さんと堤沙織さんのコーラスにより、南国感と、ふわ~っとしたやわらかな広がりが出ました♪

そしてスティールパンは、関西を代表する名プレーヤー・村治進さんにお願いし
めでたく、わたしの夢は叶ったのです。

ちなみに上新さんも堤さんも村治さんも
みんな南国ラテン系!の性格で
どちらかといえば北国(っぽい)人見知り系のわたしは、タジタジでしたけど…(笑)

そんなこんなで
これまでにない明るさを持つ

の歌が完成したのでした。

そしてこの曲
11月上旬に
これまたやなせの長年の夢だった
CD絵本として発売されることが決定しています!!!!!
実はもうデザインはほぼできており
素晴らしいイラストも完成しており
ああ、早く皆さまに見ていただきたい。

詳細は、後日発表いたしますので
お見逃しなく!!!!!

発売記念ライブの情報も含めて、スケジュールページに随時アップしておりますので、是非お越しください!!!
このあとは、函館、大阪、東京、宇都宮、白石などが決定しています(*^^)v


そして「なないろの朝に」は
CD特設ページの試聴コーナー(コチラ)で一部をお聞きいただけるほか
ダイジェスト映像でも少し流れますので、ぜひぜひ聞いてくださいね♪


そして全部聞いてみたい!という方は、CD『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)をご購入いただけるとうれしいです。
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| ライナーノーツ | 2016-09-24 | comments(-) | TOP↑

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セルフライナーノーツ・その2 夜が明けるよ

前々回のブログから書き始めた、アルバムのセルフライナーノーツ。2回目です。

Tr.1 夜が明けるよ
表題曲のこの歌は、作品全体の大きなテーマを1枚の絵にしたイメージです。
歌詞から作りましたが、詩が最初から固まっていたので、メロディさほど苦労せずにあっさりと決まり、推敲は少なかったと記憶しています。

作ったときから、オーケストラのようなサウンドのアレンジがいいな、と思っていました。
弦楽器がわ~って重なって、そこにクラシック系の打楽器が鳴って、ちょっと長めのイントロやアウトロがあって、世界がばーんと広がるような…と、うっとり想像していたのです。
そして、オーケストラの伴奏で唄う、という長年の夢を、この曲で叶えたいとも思っていました。

もちろん、伴奏は大編成だったら良い、というわけではありません。
デュオでも、トリオでも…その編成でしか出せない音があり、どこまでも自由に音楽は変化できるし、広がります。
でも、いつかは壮大な曲を、オーケストラで…と想像して来たのも事実なので、やるなら今しかない、と思いました。

編曲を担当してくださったミムラシンゴさんは、最初にピアノと歌だけの原曲デモを聞き、「この雰囲気が良い」という返事をくださいました。
いやいや、違うのです…と、こちらの意図を伝えたところ
ミムラさん、実は壮大なアレンジがお好きだったそうで
こちらの想像を遥かに超えるような、「夜明け」の編曲を返してくださいました。

音を聞いているだけで、絵が浮かんでくるような
光が射して、人やものが照らされて、闇を破って朝が来る―
素晴らしいアレンジ。
わたしの頭の中では吹奏楽器の音はイメージできなかったのですが、それがまた素敵に加わり世界は広がっていました。

その後、神戸のTHE STRINGSというオーケストラに依頼をしてくださり、録音は大阪市の芸術創造館で。
何度も何度も弾いていただいて音を重ねるという、地道な作業によって
「夜が明けるよ」は作られてゆきました。
レコーディングに耐えうる、緻密で確実な音を繰り返し長時間に渡って弾き続けることは、もちろん大変ですが
それを編集するエンジニアさんもめちゃくちゃ大変だっただろうな、と思うほどの録音量。
そんな皆さんの大いなる労力のおかげで、わたしの夢は実現したのでした。

この歌を、アルバムの1曲目にするのか、最後にするのか
ギリギリまで曲順は迷いましたが
録音したものを聞き直している段階で
最初にしてはちょっと重いかもしれないけど…
こんな試みに初めて取り組んだという決意を込め
やはりこれをまず聞いてもらいたい!と思うようになり
1曲目に選びました。

ちなみに、youtubeでは聞くことができません。
CD特設ページの試聴コーナー(コチラ)で一部をお聞きいただけるほか
ダイジェスト映像のラスト(6:43~)にアウトロが流れますので
ぜひぜひ聞いてくださいね♪


そして全部聞いてみたい!という方は、CD『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)をご購入いただけるとうれしいです。
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全国のCDショップどちらからでも、時間はかかりますが、お取り寄せは可能です。
また、iTune Storeなどで、単曲ダウンロードもできますので、ぜひぜひお聞きください。

アルバムの特設ページは★コチラ

そして、生で聞きたいと思ってくださった方は!!!
CD発売を記念して、各地でライブを開催いたします!!!
情報はスケジュールページに随時アップしておりますので、是非お越しください!!!
このあとは、函館、大阪、東京、宇都宮、白石などが決定しています(*^^)v




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よるがあけるよ~レコ発第三弾 高松ライブ終了!



8月24日に、やなせななのフルアルバムとしては7年ぶり、5枚目となるアルバム
『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)が発売となりました。
amazonなどのwebショップでお取り寄せができるほか
全国のCDショップどちらからでも、時間はかかりますが、お取り寄せは可能です。
また、iTune Storeなどでダウンロードもできますので
ぜひぜひお聞きくださいね。

アルバムの特設ページは★コチラ

そして、CD発売を記念して、各地でライブを開催いたします。
情報はスケジュールページに随時アップしておりますので、お近くの方は是非お越しくださいね。
このあとは、函館、大阪、東京、宇都宮、白石などが決定しています(*^^)v



先日は、高松でのコンサートでした。
これは、高松国分寺ホールの館長さんが、ホール事業として企画してくださり、出演依頼をいただいたものです。
館長さんとは、以前奈良県内のコンサートで音響を担当してくださったことから知り合い、
CD発売のこのタイミングに合わせていただき、今回のご縁となりました。
でも…
高松国分寺ホールはキャパも広い立派なホール。
地元出身というような固いつながりがないわたしにとっては、結構なプレッシャーを感じました。
大丈夫だろうか、お客さんは来て下さるだろうか、館長さんにご迷惑をかけないだろうか…

とても不安でしたが、館長さん始め皆さんの熱心な広報活動などにより
当日は約200名の来場者があり、大成功でした!!!よかった~\(^▽^)/
「一度聞いてもらえれば、絶対うまくいくと確信していた」と、館長さんにお声をかけていただき、有り難かったです。

そして何よりもうれしかったのは、終演後の物品販売で、
「以前香川県の○○でコンサートを見てからファンです」
というお声掛けをしてくださる方が、意外にも多かったことでした。
これまでに、香川県には、一般公開ではないお寺コンサートも含めて、9回訪れています。
その1回1回、確かに足を止め、心を留めてくださった人がいたのだということを、改めて知らされました。

 また来てくださいね
 これからも応援してます

と言ってくださる、ことばの有り難さ
そして
ご自身の人生のことを話してくださる人
涙ぐむ人
いやほんとに、うれしかったです。

当日本番の写真はありませんが、本番前のホールの様子↓
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足を運んで下さった皆さま、ほんとうにありがとうございました!(*^人^)


そして高松から帰った翌日は、奈良市で開かれた春日野音楽祭に参加。
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地元のならどっとFMさんのスペシャルステージということで、ニューアルバムから2曲お届けしました。
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足元の悪い中、足を止めて、お声を掛けてくださった皆さま、ありがとうございました♪

実は来月から、ならどっとFMで、7年ぶりに番組をやらせていただきます。
題して、『やなせななのなないろメロディ』
月に一度、第一木曜日の15:00~15:30
基本的に、生放送の予定です♪
784やなせなな






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| 夜が明けるよ | 2016-09-22 | comments(-) | TOP↑

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セルフライナーノーツ・その1 アルバム全体について

8月24日に、やなせななのフルアルバムとしては7年ぶり、5枚目となるアルバム
『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)が発売となりました。
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amazonなどのwebショップでお取り寄せができるほか
全国のCDショップどちらからでも、時間はかかりますが、お取り寄せは可能です。
また、iTune Storeなどでダウンロードもできますので
ぜひぜひお聞きくださいね。

アルバムの特設ページは★コチラ

そして、CD発売を記念して、各地でライブを開催いたします。
情報はスケジュールページに随時アップしておりますので、お近くの方は是非お越しください!

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今日から少しずつ、アルバム収録曲について、このブログで書いてみたいと思います。
いわば、セルフライナーノーツのような感じですかね。
まずは、アルバム全体について。


タイトル/夜が明けるよ
よるがあけるよ、と読みます。

もともとアルバムを作りたいなと思ったときから
どのような構成にするのかというイメージは固まっていました。
ただ思いつくままに作詞・作曲をして、曲のストックを増やすのではなく
アルバム全体のイメージが先で、
そこにはどんな曲を書くべきなのか、という制作の取り組み方です。

今はダウンロードで曲を1つ1つ購入したり
アプリを使って低価格で一度にたくさんのミュージシャンの曲に触れたり
youtubeで好きな曲を途中まで聞けたり

音楽との接し方は、ここ数年でも目まぐるしく変化しています。
それが業界にとっては打撃になったとかならないとか、ちらほら聞くこともあるのですが
わたしは大手をバックに音楽活動をしているわけではなく
ライブをするために各地を歩き
目の前のお客さんに、バナナのたたき売りのようにCDを売る方法でずっと来ているので
時代の波なんてものは、まったく関係ないのでした(笑)

なので、アルバムを作る、といえば
手にしてもらえる“CD”を前提に考えるわけです。
すべての曲を頭から通して聞いてもらって
どんな世界が広がるのか
CD1枚全体を通じて何を表現するのか。
この発想はもう時代遅れかもしれないけど
変わらぬ手売りのための、ものづくりです。

というわけで
アルバム全体で
まずは人の「一日」を描きたいと思いました。
夜が明けて、朝になり、日中いろいろあって、夕暮れが来て、夜になり、また朝が来る…という営み。
これがCDの言うなれば“縦糸”です。

次に、人の「一生」を描きたいと思いました。
子ども、青年、壮年、老年
それぞれの年代の、それぞれの人生です。
これが“横糸”。

それらを交差させて、紙というか地図のようなものを作り
それを空の上から“かみさま”が見て、ひとつひとつの人生をクローズアップして歌にする
というイメージ。
これはへたくそな図解↓(笑)
アルバムイメージ図

こんな図を机の前に貼り
時間帯と年代を意識しながら、曲にしたい題材を探す作業に取り組もう
と思ったのですが
そのときはまだ全国各地のお寺コンサートに飛び回っている時期で
曲を作る時間はまったくありませんでした。
なので、心の奥にそのことを留めながら日々を過ごし
実際に手をつけたのは2014年12月でした。

どんな人生にも
絶対に悲しいこと、つらいことが起こるけれど
誰かが誰かを想うことで人は生きる力を得て
かなしみの中にあっても人生は輝いているのだと
そんなことを描きたいなと思っていました。


曲を1から描くのは久しぶりで、最初は何も出て来なかった。
わかりやすい表現を取ると、便秘のような感じです。いやほんとに。

わーどうしようー
と思いながら、まずは詩を書こうと決めて
リズムも文字数も何も気にせず、大量の詩を書きました。

時間帯と年代を意識してみましたが
書いた詩にはもちろんボツもあり、全てそろえられたわけではありません。
でも、とりあえず詩を絞り込み
そこから作曲。
歌になることを前提としていない詩を前に
その詩を唄ってゆくという方法で曲を作っていくのです。

この詩にはどんなメロディが聞こえて来るのか
どんなリズムなのか
どんなテンポなのか
どんな楽器が鳴っているのか
唄いながらイメージはどんどんふくらんでゆきます。

もともと書いた詩は、「歌詞」用ではないので、字余りです。
構成も、Aメロ、Bメロ、サビ、というふうにはなっていないので
唄いながら推敲し、どんどん叩いてゆきます。
これは、なんとなく彫刻のような作業。
大きな木を、最初は大きな刀でがつんがつんと叩き
次第に細い刀に変えて、細部を彫っていくようなイメージ。

ここをAメロにしよう
ここは頭でサビ、繰り返し
と、ただの詩が、メロディと共にどんどん歌詞になります。

そしてメロディが固まれば、和音。
わたしは楽器が弾けないので、凝った和音はつけません。
頭に鳴った、ごく簡単なものを、編曲家に変えてもらう前提でざっくりとつけます。
それを古い打ちこみ機械に入力し、自動演奏させて唄い
それを録音して、聞き直す。
するとメロディや、歌詞のアラがまた見えるので
また叩く。

その段階で、実は家族には聞かせます。
家族は音楽の素人。
でも、「うーん」と言われれば、やり直すのです。
家族は基本的にやなせななの歌が好きなので、「いいやんいいやん」と言ってくれるのですが
それでもイマイチだなと思うと、遠慮なく首をひねるのです。
その「イマイチ」の指摘は、自分が迷ったり、悩んだりしている部分と、大抵は合致します。
やっぱり、ごまかせないな、と感じ、その「なんかわからんけど、イマイチ」と言われたところを叩きます。

それを繰り返せば
まず原曲は完成。

それを、今度は編曲前に
簡単な和音を実際弾いてもらっている状態で唄い、きちんとしたスタジオの環境で録音します。
この時点で、曲や詩はほぼ完成していますが
唄い方はまだ全く固まっていません。

その粗いデモテープを編曲家に渡し
アレンジをしてもらいます。
編曲家にもよりますが、どんなイメージで、どんな楽器が鳴っていて
と詳しく説明することもあり
今回のサウンドプロデューサーのミムラシンゴさんは、その点の聞き取りがとてもていねいでした。

アレンジで重要なのは
アルバム全体を通してのバランスを考えるだけでなく
1曲1曲をそれだけで聞いても、もちろんきちんと成立する世界を
音でしっかり紡いでゆくこと。
たとえばラジオから流れて来た時、聞く人の心にちゃんと届くのかどうか
曲の一部を切り取って来ても、ちゃんとその曲の色が出ているかどうか
考えておかなくてはいけない点はたくさんあるのです。

そしてアレンジが返って来て
自分のイメージや感想をやり取りして修正
その後、アレンジ完成となるわけです。

出来上がったデモカラオケを手に入れると、今度は歌の練習をします。
どう唄うのが最適なのか
いろんな声を試すわけです。
また、自宅で録音するだけでなく、スタジオでも録って、さらに細かく自分をジャッジします。

それが終わればいよいよ本番レコーディング。
実際ミュージシャンという人間の手によって演奏されると、デモとは異なる「人の息吹」がプラスされてゆきます。
レコーディングなので、確実な音がもちろん必要ですし、そこは決して妥協できませんが
同時に、完璧でない人間の奏でる音の、ゆらぎがまた大切なのです。
確実に弾いていただくことはもちろん、そこに、その人にしか出せない味がにじみ出るとき、
我が作品ながら、ぞくぞくして、とても感動しました。

音を録音したら、今度はそれをミックスして、マスタリングして
これらのスタジオ作業は、エンジニア・三輪卓也さんとサウンドプロデューサー・ミムラシンゴさんの
実に根気の要る作業。
音のおそうじ、配置、大小、色合い・風味、バランス、
ほんの少しの差が大きな違いになってしまう繊細な調整です。
わたしは時々立ち会って
気になったことを伝えます。
意見を交換し、虫眼鏡で細部を見るようにチェックにチェックを重ね
もう見直すところはほんとうにないか、ギリギリまで考えて
「OK」
いや、待て待て
「今度こそOK」
あれ、ちょっと待って
「今度の今度こそOK」
あっ、まだ待って…
この直前の繰り返しの末の末に
やっと「OK」。
持久力のいる仕事ですね。

これで音は完成です。


音を作りながら一方では
どんなジャケットにするのか
どんな歌詞カードにするのかを考えました。
ジャケット写真を撮影してくださったナナツモリのカメラマン田村広司さんは、2009年発売のアルバム『願い』の頃からずっと写真を撮ってもらっていて、全幅の信頼を置いているのですが
今回は、さらに強力なスタッフがナナツモリに加わっていました。
川本木綿子さんという、デザイナーさんです。
写真も撮る彼女は、のんびりしてかわいい女の子、という感じの風貌でしたが、
厳しい田村さんに仕事を任されているだけのことはあって、
仕事は確実で迅速。ガッツもあると感じました。
こちらも言いたいことはけっこうガンガン言ってしまいましたが
いつもにこにこと、冷静に対応してくれて
おかげさまでこれしかない、というジャケット・歌詞カードが完成しました。
手にしたときは、うれしくて泣きそうになったのですよ。ありがとう、ナナツモリさん。


発売までには面倒な手続きもいっぱいあって
わたしはそういうのがほんとに弱いのですが
ここはSSNWの担当者・Oさんが、これまたほんわかした感じの良いキャラで
癒されたり、励まされたりしながら進めることができました。

晴れて8月24日に、無事アルバムは発売。
さらにライブを計画し
プロモーションビデオを作り

いろんなことを
しなくてはならず

実はまだ
その「いろんなこと」の途中で

わーどうしよう。


でもとりあえず
暮らしの中の11個の物語が
渾身のうたになりました。


ぜひ聞いてやってくださいね。














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『夜が明けるよ』ダイジェストPV完成

8月24日にアルバム『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)が発売となりました。
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11曲+おまけ を収めたフルアルバムで
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全国のCDショップどちらからでも、時間はかかりますが、お取り寄せは可能です!
ぜひぜひお手に取ってご覧くださいね。

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そして、CD発売を記念して、各地でライブを開催いたします。
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このたび、アルバム全体のプロモーションビデオが完成いたしました。
収録曲がぎゅっと詰まったダイジェスト版です。
ぜひぜひご覧くださいね♪


また、PVの5:35~に出て来る「手向け花」は、新潟県小千谷市の片貝花火をモチーフにしています。
さまざまな願いを込めて打ち上げる花火、ひとつひとつ
その中で、「追善供養」として打ち上げられる花火の美しさ、儚さ、願いのせつなさに心打たれ、この歌を作りました。

そのようなご縁もあり、現在FM新潟ではちょこちょこ「手向け花」をご紹介いただいております。
さらにさらに
片貝花火初日の9月9日(金)12:07頃~FM新潟の「おぢやファンファンCHANNEL」に
ゲスト出演させていただくことになっております!\(*^▽^)/
スマートフォンのアプリ等を使えば、全国からお聞きいただけます!

そしてわたしも人生初の花火を打ち上げます。
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どきどきわくわく。





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| 夜が明けるよ | 2016-09-07 | comments(-) | TOP↑

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よるがあけるよ~レコ発第二弾 仙台ライブ終了!

8月24日にアルバム『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)が発売となりました!!!
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11曲+おまけ を収めたフルアルバムで
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ぜひぜひお手に取ってご覧くださいね。

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CD発売を記念して、各地でライブを開催します。
第二弾は、ラジオでレギュラー番組を放送中の宮城県仙台市。
今回で6回目となる、青葉区のカフェモーツァルト・アトリエでのソロライブです。
ピアニストの大山りほさんと、デュオでCD『夜が明けるよ』の世界を表現しました。

リハーサル時のステージから見た客席。
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おかげさまで、この椅子がすべて埋まる満員御礼でした。
たくさんのご来場ありがとうございました!(*^人^)

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客席にはこれまでお世話になった方々
いつもラジオを聞いてくださっているリスナーさん
常連のファンクラブの皆さん
初めてご来場くださった皆さん
年代・性別もさまざまでした。

開場のずっと前から並んで待っていてくださったようで
開演後の客席からは、熱気を感じました。
ほんとうにほんとうに
ありがとうございました。
これからも、宮城県とのご縁をたいせつに育みながら
がんばります!


終了後は
深夜のDate fmで、ライブの勢いそのままに収録。
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来週9月12日(月)11:30~の放送「やなせなな はじまりの日」のゲストは
ピアニスト・大山りほさんです♪
おもしろいお話できましたので、どうぞお楽しみに(*^^)v
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CD発売記念ライブを各地で開催いたします。
情報はスケジュールページに随時アップしておりますので、お近くの方は、ご都合がよろしければ是非お越しください!
夜が明けるよツアー後半戦

宮城県では、このほか山元町のお寺での法話ライブに、ゲスト出演いたします。
詳細は徳本寺ホームページをご覧ください。




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| 夜が明けるよ | 2016-09-06 | comments(-) | TOP↑

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堀下さゆりさん『うたかたの日々』

先日、YAMAHA会員誌『音遊人』秋号が発刊されました。
こちらでエッセイ「やなせなな ひだまりの唄」を連載して、今年で11年目となります。
もともとは隔月のペースで刊行され、一般の書店でも販売されていた音楽雑誌でしたが、
現在では季刊、そしてYAMAHA会員様専用の会員情報誌となっています。

myujin 2016 autumn
カラーでボリュームもあり、音楽好きの方にはたまらない内容ですので
よろしければ是非ご購読くださいね。
★YAMAHA会員情報誌『音遊人』サイトはコチラ

連載49回目となる今回ご紹介したのは、福島県相馬市出身のシンガーソングライター・堀下さゆりさんです。
5年前に初めて相馬市内のスーパー・フレスコキクチでライブをご一緒して以来、大ファンになってしまいました(*^^)
エッセイでは、出会いからのことなどいろいろ書いてますので、是非読んでいただけるとうれしいです。

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そんな彼女、実は今年7月にフルアルバムとしては9年ぶりとなる『うたかたの日々』(DDCZ-2098)をリリースされました。
ポップなメロディと、さゆりちゃんにしか出せないファニーボイス
そして、“あたりまえ”の毎日のいとおしさを、はっとするような視点から描き出す歌詞
もうとっても素敵なのです!

ダイジェスト版動画↓


今回の作品では
「線香花火」のような、どこかなつかしさも感じる恋の歌もかわいくて
また「手紙」のような、思わず涙がにじんでくるような、かなしくもあたたかい心情をつづった歌
どれも素敵なのですけど
やはりこちらの記事(←クリック!)に佐々木モトアキさんも取り上げられている「今日は寝てしまおう」は名曲です。
動画もぜひご覧くださいね↓


以前何度かごいっしょさせていただきましたが
さゆりちゃんの出演中、涙ぼろぼろだったことも少なくありません。
またどこかでいっしょにライブできたらいいなあ(*^▽^)



☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜☆゜+..+゜


8月24日にアルバム『夜が明けるよ』(DDCZ-2103)が発売となりました!!!
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ぜひぜひお手に取ってご覧くださいね。

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発売に際して、CD発売記念ライブを各地で開催いたします。
情報はスケジュールページに随時アップしておりますので、お近くの方は、ご都合がよろしければ是非お越しください!
夜が明けるよツアー後半戦

さらに、来年2月5日(日)に、大編成でのスペシャルコンサートを大阪で開催することになりました。
★特設ページはコチラ(←クリック!)
総勢13名のミュージシャンと、『夜が明けるよ』からの曲のほか、これまでのオリジナル曲を新しいアレンジでお送りいたします。
こちらも是非是非!\(*^▽^)/
夜が明けるよスペシャルコンサート
素敵なポスターのイラストを描いてくださったのは、イラストレーターのみよこみよこさん。



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