18日は、初上陸の佐賀県へ行って来ました。
ご依頼人は、伊万里市にある浄土真宗本願寺派・西念寺さま。20年以上も続けておられる降誕会コンサートにお招きくださいました。
昨年12月、佐賀県と接している長崎県松浦市に伺いましたが(※その時のブログは
コチラ)、佐賀は初めてです(*^_^*)
新幹線で博多まで行き、そこからは在来線の特急で有田まで。
博多駅でこんなの↓見ました。

かわいおもしろいです(*^m^)
そしてやって来ました有田駅。

言わずと知れた焼き物の町↓

街並みもレトロモダンで美しいです↓

ご住職・井手さんのご案内で、今右衛門始めいろいろな焼き物を拝見しました。

その有田焼の原料になる陶石の採掘場・泉山磁石場へ。

江戸時代初期、朝鮮の陶工・李参平により発見され、日本で初めての陶磁器が誕生したとのことです。
現在、採掘は行われていないそうですが、掘り続けられた山の姿が観光名所となっています。
危険なので、近くまで入ることはできません。以前は行けたそうですが!(*_*)
その後、井手さんと親しいしん窯青花やきもん広場さんへ。

作っているところを見学させていただきました。職人さんの技に感動(*^_^*)
昔ながらの登り窯もあります↓

伊万里なども観光させていただき、夕方お寺に着きました。

通りから。

掲示板。

力を入れて作ってくださったポスター↓

皆さん集まって準備をされています。

なごやかな雰囲気です。
本堂外観↓

中の様子↓

本日のご本尊↓

この降誕会コンサートは、今回で23回目を迎えられるそうです。
まだお御堂でコンサートをするお寺さんがほとんどなかった時代から、ご住職が一生懸命取り組んで来られたと聞きました。
これがその全てのポスター↓

最初は反対意見も多かったそうですが、第一回目の素晴らしい公演で、一気に賛同者が増えたそうです。
記念すべき第一回は

独り芝居「天の魚」。
石牟礼道子さんの作品「苦海浄土」の中の一章「天の魚」をもとに、舞台俳優の故・砂田明さんが脚色・構成された作品で、仮面をつけ、水俣病を患った老漁師に扮して、病の悲惨さや自然の尊さを語られます。
79年に初演され、92年までの公演数はなんと556回。
今回わたしもビデオで拝見いたしました。
今のわたしたちこそ考えなければならないメッセージでいっぱいです。
水俣病の公害がテーマでしたが、原発のことと重なって、胸が熱くなりました。
コンサートは夜です。
篝火を焚くこともまた、西念寺さま降誕会の特長だそうです(*^_^*)

夕暮れ時、火が灯りました。

本堂のお飾りも、スタッフの門徒さんも準備万端↓

夜が更けて、人が続々と集まって来られます。

まずはお勤め。

そしてやなせのコンサート。


まけないタオル募金にも、多大なるご協力をいただきました。
終演後のCD・書籍販売もすごい人の列でした。


皆さん一生懸命耳を傾けてくださいました。
本当にありがとうございました。
ご門徒さんたちと庫裏でお食事会(打ち上げ)をして
ラストは親鸞さまのお誕生日を祝うというのも、例年なさっているそうで
なんとケーキ!(^O^)

ゲストということで、僭越ながらワタクシがろうそくの火を吹かせていただきました。

涙あり笑いありの、熱気あふれる二日間
お世話になった井手さんご一家、西念寺の皆さん
ありがとうございました!

再来年、もう一度ご縁を結ばせて頂く予定です(*^人^*)
こんなところにも参加してみました(*^▽^*)
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